【共通テスト】 数学は王道を行くな
今年の共通テスト数学は昨年に比べかなり平均点が上がりました。私自身も試験中は昨年よりは解きやすいなと考えていましたが、各予備校の予想平均点も上昇しており、あまり差がつかなかった科目となったのではないでしょうか。
お世話になっております。K's studyです。 このブログでは高校時代の勉強についてや大学受験について、また英語学習について書いていきたいと思っています。受験生の子供を持つ親御さんや、受験生の方々にとって少しでも参考となると嬉しいです。
今年の共通テストの数学では、私は88%の176点/200点を取ることが出来ました。文系でありながらこの点数を取ることが出来たのは非常に嬉しいです。今回は、数学の対策にまで普段は手が回らない文系の方を対象に、インターネットにはあまり乗っていないような私自身の対策をご紹介したいと思います。文系で数学を得点源にしたい方にも有益な情報を載せたつもりではありますのでぜひ参考にしてみてください。
- 共通テスト数学の特徴
- 勉強内容
- 【数学が得意な人向け】2次、私大に向けた勉強
についてお話ししていきます。
1.共通テスト数学の特徴
共通テストの数学は1A範囲を対象にした数学①と、2B範囲を対象とした数学②があり、それぞれ100点満点です。①は70分、②は60分で解く必要があり文系にとっては非常にシビアですが、難関国立大学のほとんどが数学②まで課していることから、対策をしておくに越したことはありません。
それぞれ大問が1〜5までありますが、3〜5の3つのうちから2つを解く選択式であり、単純計算で1問15〜20分で解き切りたいところ。
2.勉強内容
- 基礎編(定期テスト対策にも)
- 標準編(5割を8割に!)
- 発展編(9割〜満点!!)
- おまけ 2次試験対策用
の4つについて解説していきます。
基礎編
定期テスト対策にもなる数学の参考書はこちらの松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B典型問題Type100です。
こちらの参考書は東進講師の松田先生が執筆されており、典型問題が数学①・②あわせて100題にまとめられています。
いわゆる網羅系参考書(チャート式など)と同じく基礎力を養成することを目的にしながら、問題数が少なく終わらせやすいというメリットがあります。
網羅系参考書で心折れた方はぜひやってみてください。
標準編
参考書と言えるかはわかりませんが、おすすめはセンター試験過去問研究 数学Ⅰ・A/Ⅱ・Bです。
センター試験過去問は数学の基礎力を測る最高の素材です。共通テストでは読解力をも問われますが、センター試験の問題はそれほど複雑なものは少ないです。分からなかったところはType100で復習するという方法で確実に得点を8割台に安定させることが出来ます。
発展編
共通テスト数学において厄介なのが時間の少なさと難解な文章です。
時間の少なさや読解に対応するには練習しかありません。過去問も少ないため、z会の共通テスト実践模試を解いてみてください。
z会の予想問題など共通テスト用のコンテンツはめちゃくちゃ難しいことで有名です。難問に慣れていくことで対処できるようになります。
2次試験対策用
2次試験はこちらの最高の演習で十分過去問に取り組めるレベルまで引き上げられます。先程紹介したType100同様東進の講師の松田先生が執筆されており、また2つの参考書は対応しているため、最高の演習で間違えた問題はType100のどこを復習すればいいかが分かりやすいです。有名なプラチカと同じくらいの難易度ですが、個人的にこの先生の解説やレイアウトが分かりやすいと思うためお気に入りでした。
共通テスト数学は基礎力の高い人が毎年高得点を取る一方、知識があやふやな人は毎年涙を呑んでいます。他の科目でもそうですが、共通テストレベルが身についていない人が2次・私大に太刀打ち出来るはずがありません。ぜひ入念に対策して本番に取り組んでください!
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